世界に一つ「オーダーメイド色」を
製造業からの転職。調色スキルを得て、営業へ
宮崎県立宮崎工業高等学校機械科を卒業後、製造関係会社を経て、当社へ入社しました。入社後3年間は、塗料を調合し色を作り出す「調色」という業務に従事していました。「この看板の色と同じ色にして欲しい」「斜めから見たときに光沢が出て欲しい」など、個々のクライアントニーズに合わせた色を作るのですが、毎回独自に作り出す必要があるので、初めのうちは非常に難しかったです。先輩方やメーカーさんにアドバイスをいただきながら、徐々にスキルアップすることができましたね。調色スキルを身につけた後、営業に配属となり、現在15年目です。
未完成品の塗料と、掛け算で生まれる商品たち
塗料は、実は未完成品。素材や要望に合わせた塗料をお客様に納め、施工していただいて初めて完成品になるんです。だからこそ「この素材とこの塗料が掛け合わさった時にどうなるか」想像できる経験や知識が必要になってきます。当社の男性スタッフは皆、調色業務を経験し、そのスキルを身に付けた状態です。単純に塗料のことだけでなく、素材との掛け算なども考えた上で提案できる、専門技術を習得していると言えます。
街中には、私たちが関わった大きな建物がたくさんあります。家族や子どもたちに「ここはお父さんが関わったんだよ」と言える、そんな目に見える場所があるということも一つの大きなやりがいですし、誇れる点ですね。
密なコミュニケーションをベースとし、信頼へと繋げる
私自身は、仕事において「人と人との繋がり」を最も大事にしています。営業は、人との関わりがあって初めて成り立つもの。クライアントの社内の人間になるくらいの気持ちでコミュニケーションをとることを心がけています。だからこそ、お客様から「吉村くんだからお願いしたい」と言っていただいた時には、本当にやりがいを感じますね。密なコミュニケーションをとっているからこその信頼を得ることができたんだな、と実感できます。
社内でも同様で、事務員さんと積極的にコミュニケーションをとるなどし、空気づくりを大事にしています。柔らかい雰囲気の会社だと思いますよ。
常にチャンスを与えてくれる環境
弊社の社長は、一言で言うと「有言実行」の人。常に動く社長を見ていると、自然と応援したいという気持ちになってきます。また、ご自身がそんな方だからこそ、社員にもやりたいことを積極的にやらせてくれます。失敗してもフォローし合い、成長できる環境がありますね。私は入社18年目になるので、中核的人材として後輩を引っ張り先輩を支える、潤滑油のような存在でありたいと思っています。このコロナ禍で、どの業界も大変だと思いますが、どんな状況でも生き残っていけるよう会社を盛り上げていきたいですね。チーム一丸となって組織力を高めたいです。
世界に一つだけのオーダーメイドの色を作り出し、常にチャレンジし続ける会社。当社は、人間的にも成長できる場所だと思いますね。