社長メッセージと経営理念
社長メッセージ
はじまりは、昭和32年。漁具や船具を販売する、株式会社宮崎海野商会として当社の前身は誕生しました。私の祖父が立ち上げ、漁師さん達の縁の下の力持ちとして運営していました。
その後、漁師さんから「漁具のみならず、船の塗装もやって欲しい」との要望を受け、昭和35年に塗料の販売を開始します。そこから建築や車両用の塗料事業にも参入・拡大し、今日に至ります。
全国でも貴重な、スタッフ全員が「調色」できる塗料店
当社の最も大きな強みは、男性スタッフ全員が「調色」ができるということ。まず現場に出向き「この部分と同じ色にしたい」「このひび割れをどうにかしたい」など、お客様のご要望を細かくお伺いします。
そして、スタッフ自身が色を作ります。全国的に見ても、塗料店のスタッフ全員が調色できるのは珍しいのではないでしょうか。
また、その精度も高く、当社の誇るべき技術だと考えております。お客様お一人お一人のニーズに合わせた最適な塗料をご提供しています。
ステークホルダーとの「コミュニケーション」を重視する中で、お客様はもちろんのこと、従業員との関係性も大事にしています。従業員のモチベーションが上がるようなサポートや声がけを常に行い、皆で知識の高め合いを行っています。
『カイノに行けば、塗装についてなんでもわかる』という状態を維持できるよう、常にチーム一丸となって動いて参ります。
地域に根付き、地球を守る存在に
私自身は地域との繋がりを一層強めたいと考え、宮崎青年会議所に所属していました。理事長を務めさせて頂いた2015年には、全国大会を宮崎に誘致する活動の中で、日本中の青年会議所へ向け誘致活動をさせて頂くことで、繋がりは日本全国へと広がりました。
また、2016年の熊本地震の際には、発災から2日後に日本青年会議所の委員長として被災地へ赴き、約3ヶ月、現地で支援活動させて頂きました。被災地の様子を目の当たりし、活動する中でもっと地域を守る活動ができないかと考えるようになりました。
災害が増加する昨今、塗料店という枠を超えて、私たちが地域にできることはないか。考え抜いた末に「ドローン事業」を展開することとなりました。
ドローンは、塗装現場の現状を確認できるだけでなく、災害発生時にはいち早く現地の様子を空から確認することができます。地域と連携し、今まで以上に多角的に地域を支える存在になりたいと思っています。
塗料の持つ無限の可能性で、未来を創る
塗料には2つの側面があります。例えば壁を塗り替えたときに、まず「綺麗に塗り替えられた」「好みの色になった」と心を豊かにする『視覚的』側面。
そして、「耐久性が上がった」「遮熱性が上がった」など『機能性』の側面です。それらの視覚的な要素と機能性を掛け合わせることで、様々な課題を解決する可能性を持ち合わせているのです。
近年、問題視されている環境問題「温暖化」、ヒートアイランド現象に対しても断熱性を高める塗料や、遮熱効果のある塗料のご提案で建物から出る熱量を抑えることもできます。また、道路等のアスファルトに塗ることで蓄熱を抑えるという機能を持った塗料もある。こういった塗料を施工すことで温暖化を防ぐ可能性もあるのです。
持続可能な社会、日本、そして世界を実現するために、塗料は無限の可能性を秘めています。これからもその無限の可能性をいかして、当社が地域の皆様に提供できる価値をお届けしていきたい、そう考えています。
経営理念
経営理念
- 地元に根を張り地域の力となる企業になろう
- オンリーワンの個性を磨こう
- 会社は社員とその家族のために、社員はお客様と地域のために
経営ビジョン
- 高収益を確保し高収入を目指そう。
- 常に高い商品知識を持ち、高付加価値のサービスを提供しよう。
- 意識の高い情報取集により、時流の先を進んで行こう。
- 従業員同士の相互理解を深め、企業力を高めよう。
- 数の力に頼らない 少子化・高齢化を前提とした営業戦略を構築しよう
経営としての約束
- お客様満足よりも社員とその家族の満足が第一です。(社員満足の先に顧客満足があることを忘れない。)
- 安定した雇用を通して働くことの喜びを提供します。
- 成長と発想力を養う機会を提供します。